ソフィーが呪いをかけられた理由なぜ?荒地の魔女の呪いの解き方や方法は?

ソフィーが呪いをかけられた理由なぜ?荒地の魔女の呪いの解き方や方法は?

ジブリの長編アニメ映画「ハウルの動く城」の主人公、ソフィーの謎。

作品の中で老婆になったり、少女の姿に変化するソフィーは不思議ですよね。

そもそも荒地の魔女に呪いをかけられた理由はなぜ?呪いの解き方とは何だったの?という意見も。

そこで「ソフィーが呪いをかけられた理由なぜ?荒地の魔女の呪いの解き方や方法は?」をお送りします。

主人公ソフィーの謎を紐解いていくと、ハウルの動く城の魅力が見えてきました。

ソフィーがかけられた呪いについて、調べてみましたのでご覧下さい。

 

ソフィーが呪いをかけられたのはなぜ?

「ハウルの動く城」は海外での評価も高く、国内外で多くの賞を受賞したジブリ製作アニメ。

原作はイギリスのファンタジー小説「魔法使いハウルと火の悪魔」になります。

宮崎駿監督が長編映画で他社原作を手掛けたのは、魔女の宅急便以来15年ぶりの作品でした。

興行収入が約196億円の大ヒットとなった作品ですが、”面白いけど解りにくかった”という声も。

 

その最大の理由が、ヒロインのソフィーが少女や老婆の姿に変わるところでした。

呪いのせいで姿がかわるのですが、なぜ呪いをかけられたのか?誰が呪いをかけたのか?

まずは「ハウルの動く城」のあらすじからご紹介していきます。

 

ハウルの動く城のあらすじ

帽子屋の少女ソフィーは、兵士にからまれてるところをハウルに助けられます。

この時、魔法使いのハウルは荒地の魔女に追われているところでした。

その後2人はすぐ別れたがその夜、ソフィーは魔女の呪いで90歳の老婆に変えられます。

老婆の姿で帽子屋に居られないソフィーは、街を出て行くことに。

 

そして荒地で不思議なカカシを助けたソフィーは、彼が連れてきたハウルの動く城に出会います。

城の中ではカルシファーという火の悪魔が、魔力を使って城を1人で動かしてました。

カルシファーはソフィーに、ハウルと契約を結び自由が利かないので解いてほしいと頼みます。

ソフィーはハウルの元へ行き、城の掃除婦として働き住むことに…。

それでは、ソフィーはどんなヒロイン像なのでしょう?

 

ソフィーのプロフィール情報

3姉妹の長女の「ソフィー・ハッター (Sophie Hatter)」は18歳。

長女として父親が残した帽子屋で、お針子として働く内気なヒロインです。

 

妹がお洒落で美人な街のマドンナということもあり、地味な容姿の自分に劣等感や卑屈な気持ちを抱くことも。

ハウルと出会ったことで呪いをかけられ、90歳の老婆に姿を変えられるが歯だけは丈夫なまま。

呪い前は茶髪で三つ編み姿でしたが、老婆にされ銀髪姿へと変貌します。

では、ソフィーに呪いをかけたのは誰なのか紐解いていきましょう。

 

ソフィーに呪いをかけたのは荒地の魔女!

ソフィーに呪いをかけたのは、悪魔と契約したことから王宮から追放された荒地の魔女。

身なりは黒い毛皮をあしらったドレスに宝石と、貴婦人のようですが肥満体型で苦労することも。

若さと美に執着しており、高い魔力を持つハウルの心臓を狙い続けてます。

 

また、自身を王宮から追放した王室付きの魔女を恨んでるが、後に魔力を奪われ実年齢の老婆の姿に戻される。

では、荒地の魔女がソフィーに呪いをかけた理由とは?

 

ソフィーに呪いをかけた理由はなぜ?

美と若さを追求する荒地の魔女は、ハウルの心臓を狙っていました。

しかし元々は少年時代のハウルが、興味本位で魔女に近づき逃げた過去が原因のようです。

ハウルの方から近づいてきたのに、自分を捨てたことが許せなかったのかもしれませんね。

 

その追ってるハウルがソフィーを助ける所を目撃し、嫉妬心から呪いをかけたのでは?と推察されます。

呪いをかけた時「荒地の魔女に張り合おうなんて、いい度胸ね」とソフィーに言ってました。

この”張り合う”というセリフの中に、なんとなく嫉妬する気持ちが読み取れますよね。

そこでソフィーから、若さを取る呪いをかけたのではないでしょうか。

では、荒地の魔女の呪いによって、ソフィーにどんな変化があったのか見ていきましょう。

 

ソフィーがかけられた呪いは老婆!?

ソフィーは本来、自分に自信がなく内気な性格でした。

そんなソフィーが老婆の姿に変えられ、性格まで変化したようなんです。

それでは一体、かけられた呪いによってソフィーはどう変わったのでしょう?

 

ソフィーがかけられた呪いの正体は?

荒地の魔女によって、見た目が90歳の老婆にかえられたソフィー。

しかし作中でソフィーが、若返る時があり物語が解りにくかったという意見があります。

それは眠っている時や、ハウルの代わりに王国へ行った時に少女の姿に戻ったという点。

結論から言えば”ソフィーの気持ちがそのまま年齢として変化する”という呪いと思われます。

若返ったり老婆になったりする理由を探ってみると、ソフィーの気持ちが大きく関わっていました。

元々ソフィーは自分に自信がない少女ですが、眠ってるときは感情をストレートに表せます。

 

そして、王国へ行った時に「ハウルを信じてる」と力説した時や、ハウルに草原へ招待された時も若返りました。

この事から、ソフィーが自信を持ってる時や、素直に感情を出せてる時少女の姿に戻る事が解ります。

 

逆に老婆の姿に戻るのは、自信を失い、自分の気持ちを押し込んでしまった時

ソフィーの自己評価の低さが、見た目に変化をもたらす呪いだったと言えますね。

では、ソフィーがかけられた呪いを解くには、どうすればいいのでしょうか?

 

ソフィーがかけられた呪いの解き方は?

物語の最後でソフィーは若返った姿に戻ってますが、呪いが解けた説明は作中にありません。

 

作品を観た人の意見は分かれてますが、呪いが解けたのは”カルシファーとの約束”という意見が多くありました。

カルシファーと出会った時「ハウルとの契約を解いてくれたら、ソフィーの呪いを解いてあげる」と、話してます。

 

この約束から、ソフィーがカルシファーを自由にしてあげたことで、カルシファーが呪いを解いてくれたという見方が出来ますよね。

しかし、自己否定してたソフィーが、強く前向きな気持ちを持てたから解けたという意見も。

ソフィーが否定的な自分から卒業する事が、呪いを解く方法だったというのも素敵ですね。

 

まとめ

「ソフィーが呪いをかけられた理由なぜ?荒地の魔女の呪いの解き方や方法は?」をお送りしました。

ソフィーが呪いをかけられた理由には、ハウルと荒地の魔女の過去が関係してます。

そして作品の中では、かけられた呪いの解き方や、なぜ呪いが解けたのかは語られていません。

しかしソフィーの成長が、呪いの解き方に大きく関係してたのは確かと言えそうです。

こういった点から考えても「ハウルの動く城」が、とても奥の深い作品といえるでしょう。

ソフィーの気持ちになって作品を改めて観ると、ハウルの動く城の世界が理解出来そうですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。