タイタニックのローズは実在する?おばあちゃんが本人なの?

タイタニックのローズは実在する?おばあちゃんが本人なの? 映画

2021年5月7日の金曜ロードショーにあの名作映画「タイタニック」が放送されますね。

私は今から楽しみで待てなさ過ぎてTU〇AYAに走ってレンタルしそうな勢いです。

映画「タイタニック」は冒頭でローズというおばあちゃんの回想からストーリーが始まってゆくのですが、その歴史の語り部であるローズという女性は現実に実在していたのでしょうか?

また、あのおばあちゃんは劇中のローズ本人なのでしょうか?

今回は、タイタニックのストーリーも踏まえて、登場人物であるローズという女性が実在していたのか、また劇中に登場するローズと名乗るおばあちゃんはローズ本人であるのかについて調べていきたいと思います。

 

タイタニックのローズは実在する?


20世紀最大の海難事故であるタイタニック号沈没を描いた映画「タイタニック」

公開から20年以上経った今でも、色あせることのない感動を与えてくれます。

映画「タイタニック」の主人公の女性ローズですが、実際のタイタニック号には乗船していたのでしょうか?

タイタニックってどんな映画?

映画「タイタニック」は、1912年4月処女航海でイギリスからアメリカを目指したタイタニック号の実際の海難沈没事故をモデルにした作品です。

当時の最新技術を贅沢に施した豪華客船タイタニック号には、自由の国アメリカに夢を馳せた様々な階級の人が乗船していました。

 

上流階級の令嬢だったローズ(ケイト・ウィンスレット)は、実家の破産を救うための政略結婚を強制的に強いられ、好きでもない婚約者と自分の母親と一緒にタイタニック号に乗船します。

しかし、自分のこの先の人生に希望も何もないと絶望したローズは、出航したタイタニック号から投身自殺しようとします。

そこへ偶然居合わせた平民階級の貧しい青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)と出会い二人は次第に惹かれあい愛し合うようになります。

 

映画「タイタニック」はジャックとローズの恋愛を中心に、タイタニック沈没事故という20世紀最大の海難事故を忠実に再現しており、壮大なスケールで描かれた悲しくて切ない愛の物語です。

日本で公開されたのは1997年の12月20日で、映画館で号泣しすぎて目をパンパンに腫らした人もたくさんいたのではないでしょうか。

 

かくゆう私も当時映画館で観た派で、帰りの電車の中で思い出し泣きしたのを鮮明に覚えております。

その後、日本ではレオ様フィーバーがしばし続きましたよね。

映画タイタニックはストーリーもさることながら当時の撮影技術を駆使した壮大なセットと撮影技術が使われ、アカデミーショー史上最多14部門にノミネートされ、そのうち11部門で受賞しています。

興行収入も歴代最高額でギネス記録にもなっています。

これだけの偉業を成し遂げた映画「タイタニック」は映画史上に残る名作といえるでしょう。

 

ローズは実在するの?

 

映画「タイタニック」には、様々な人物が登場します。

その中でも何人かは実際に当時のタイタニック号に乗船していたとされる人物を描いています。

では、主人公ローズは実際に存在する女性だったのでしょうか?

 

映画「タイタニック」の監督ジェームス・キャメロン氏はタイタニックの研究に病的に没頭していたそうです。

なので、映画の中にもリアルさを演出するために実際に存在した人物をキャストに加えたのではないかと推測されます。

実在した人物以外は、全て監督のイメージから生み出されたものだそうです。

 

主役であるジャックとローズ監督のイメージの中だけの存在らしく、実在する人物ではないようです。

ただ、ローズのモデルとなった人物はいたそうです。

 

ローズのモデルとなったのは、アメリカ人芸術家のベアトリス・ウッドをイメージして書いたと監督は言っています。

ベアトリス・ウッドは多才な女性で、自らの感性を大いに生かし陶芸家として活躍していました。

 

彼女は芸術家でもあり、女優でもあり、雑誌「Blind Man」の創刊者であり、「ダダイズムの母」としても知られています。

「ダダイズム」とは反芸術運動やその思想のことをいいます。

当時は、第一次世界大戦による人々の疲弊や国や政治に対する不平や不満などをアートとして表現する人が増え、ダダイズムという表現や思想がうまれたそうです。

 

つまり、古いしきたりや格式ばった伝統などで窮屈に感じた人たちの反動のようなものですね。

タイタニック号が処女航海に出た1912年は20世紀初めの頃です。

新しい時代へと移り変わる節目の時ですが、反面古い考えに固執する人も多く、特に女性は「淑女でなければならない」という固定概念がいまだに根強く残っていた時代でした。

 

そんな、時代に映画の中のローズは、古いしきたりにがんじがらめにされたまさにカゴの鳥でした。

決められた結婚相手、男には従順に、自由など求めてはいけない、母親の体裁とプライドだけの為に利用される自分の人生しか、ローズには用意されていませんでした。

 

そして、囚人の護送船のようなタイタニック号の中で、自由で夢と希望に心躍らせるジャックと出会います。

監督のジェームス・キャメロン氏は「ダダイズムの母」のベアトリス・ウッドのような、強い女性像をローズに取り入れたかったのではないでしょうか。

 

タイタニック号が向かう先は新大陸アメリカです。

監督がローズのモデルにベアトリス・ウッドを起用したのは、「自立して自分の人生を選択できる女性」というキャラクターを表現したかったからなのではないかと思います。

おばあちゃんが本人なの?

さて、ローズにはモデルがいたとわかったのですが、作中に出てくるストーリーテラーのような存在のおばあちゃんは一体何者なのでしょうか?

 

おばあちゃんがローズ本人なの?

老後のローズとして登場した女性がローズ本人?と疑問を持つ方もいらっしゃるようですが、あの方もローズではありません。

ローズ自体は、監督が作った架空の人物であることがわかっています。

なので、作品の最初に登場しているおばあちゃんは、ローズ本人ではありません。

 

ローズ役で出演したおばあちゃんはグロリア・スチュワートさんという女優さんです。

当時は87歳で、100歳になったローズの老後役で、出演されました。
この作品がきっかけで、彼女は助演女優賞でオスカーにノミネートされました。

また、彼女は歴代最高齢でノミネートされたことも、当時話題となりました。

 

彼女は、2019年9月26日の夜に老衰で亡くなっています。

年齢は100歳でした。

グロリア・スチュアートさんは、カリフォルニア州生まれのアメリカ人です。

大学在学中に演劇を学び、舞台女優としてデビューしました。

その後ハリウッド女優として活動し、「透明人間」(1933年)などの映画に出演しています。

 

1940年代に一度引退し、芸術活動をしていましたが、1970年に復帰。

そして、1997年にタイタニックのヒロイン・ローズの老後役を演じ女優人生に幕を下ろしました。

グロリア・スチュアートさんは亡くなる5年前に乳がんを診断されていますが、本人は病気の事はあまり気に留めていなかったそうです。

 

関係者も「彼女は最後まで強い女性だったよ」と話しています。

監督ジェームス・キャメロン氏も、彼女のそんな強い精神に惹かれて、ローズの老後役に抜擢したのではないでしょうか?

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

映画タイタニックのローズは実在する人物ではなく、監督の作り出したキャラクターだということがわかりました。

また、ローズの老後役で出演していたおばあちゃんは、ローズ本人ではなく、グロリア・スチュアートという女優さんであることもわかりました。

ローズは実在する存在ではありませんでしたが、監督は「ダダイズムの母」と称される芸術家のベアトリス・ウッドさんをモデルにしていました。

ローズのモデルとなったベアトリス・ウッドさんも、老後役を演じたおばあちゃんのグロリア・スチュアートさんも、残念ながらローズ本人ではありませんでした。

しかし、二人とも自分の人生を全うして強く自立した女性でした。

監督ジェームス・キャメロン氏は、鳥かごの中に閉じ込められたようなローズがジャックと出会い、本当の自分の人生を強く歩いて行く女性にと二人の女性をローズというキャラクターに取り入れたのではないでしょうか。

映画タイタニックは5月7日・14日に2週にわたって放送される予定です。

映画史上これほどの大作はないと言っても過言ではないくらいの素晴らしく壮大で切ない感動ラブストーリーです。

ティッシュ必須です。

ぜひ、観てみてください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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