夢いっぱいのジブリ作品には欠かせない、挿入歌。
歌が入ることによって情景がつかみやすくなったりするので、映画には当然のように使われていますね。
『となりのトトロ』に流れる「さんぽ」という歌ですが、実はこの「さんぽ」という歌には、怖い都市伝説があるらしいんです。
「さんぽ」というタイトル自体は、メイがウキウキしながら歩いている情景を想像できるのですが、その歌詞に問題があるらしく・・・。
歌詞をよく聞くと、結構怖いことを言っているんですね。
では、『となりのトトロ』の「さんぽ」の歌詞について、都市伝説を検証していきましょう!
となりのトトロのさんぽの歌詞の都市伝説とは?
となりのトトロといえば、OP曲の「さんぽ」の歌詞はこの信夫山からインスパイヤされたものだそうです。確かに「さかみち」「トンネル」などこの歌を連想するような自然の佇まいが無きにしもあらず。路傍に多くの神々・精霊が祀られている霊山でもありますわ。 pic.twitter.com/vMdjKqh1Mp
— 福島ラーメン組っ!(大天使こはる) (@wa_nami) August 14, 2020
まずは、『となりのトトロ』という作品について簡単にご説明します。
『となりのトトロ』は、幼い姉妹と森の妖精トトロの交流を描く名作アニメ。
ですが、『となりのトトロ』にも、都市伝説の噂があるんです・・・
さんぽの歌は
「あるこう あるこう わたしはげんき」
から始まりますよね。
ここからメイが歩きだし、元気の良いイメージを与えてくれます。
「あるくのだいすき どんどんいこう」
とありメイがどんどこ歩いているシーンがあります。
ただ問題は次の歌詞なんです。
「さかみち トンネル くさっぱら
いっぽんばしに でこぼこじゃりみち
くものす くぐってくだりみち」
この歌詞は一見メイがどんどん冒険をしていき、トンネルやじゃりみちを乗り越えていくという歌詞に聞こえます。
ただ考察にあるのはそんな可愛い意味合いではないんです。
本当の意味は怖い?
小トトロのさんぽ#となりのトトロ pic.twitter.com/x0gVgYubo3
— ぼネ(雑多垢) (@bokenekonobone) August 13, 2020
先ほどの歌詞の続きにはこうあります。
「みつばち ぶんぶん はなばたけ
ひなたにとかげ へびはひるね
ばったがとんで まがりみち」
このような歌詞があり
「きつねも たぬきも でておいで
たんけんしよう はやしのおくまで」
とあります。
子供っぽさを感じさせるような歌詞ですが、この歌詞通りに想像していくとどんどん狭くて人気のない道に進んでいると思いませんか?
もともと「トンネルやくさっぱら」があったのにも関わらず最終的には「はやしのおくまで」とあります。
林の奥なんかは、人気がない場所ですよね・・・
メイのような子供がひとり歩きするのは危険では・・・?
つまり、メイはどんどん人気のない場所へ進んでいるということになっているんです。
子供が、遊びながらこういった場所に迷いこむのはよくあること。
しかし、『となりのトトロ』であればわけが違います。
作中にも、メイがトトロに会いに行くために草むらへ入り結局は林の奥まで突き進んでいきます。
その結果、トトロが寝ていたんですよね。
「さんぽ」の歌詞のこの違和感に気づいた人、結構いるようですね。。
「さんぽ」の歌詞がどんどん人気のない場所に行ってるのが怖い。
— 明籾 (@amomi_k) July 11, 2014
関係ないんですけど、さんぽって歌詞で「わたし」がどんどん人気のない場所に向かっていってるのに「ともだちたくさんうれしいな」なの怖いなっていつも思うんですよね……
— 阿部さん (@hiziriorz) June 19, 2019
都市伝説読んだあとさんぽの歌詞を読むと怖すぎて泣ける ひらがななのがまた怖い
— サボテン (@sabochin) July 21, 2010
そもそも『トトロ』って何者?
メイが冒険の途中で出会った『トトロ』。
丸いフォルムが愛らしい生き物ですが、そもそも『トトロ』って何者なんでしょうか?
ネット上には、トトロに関する考察がいくつか見つけられたので、まとめますね。
トトロは死神?
『となりのトトロ』に関する都市伝説として、必ずといっていいほど出てくるのがこの「死神説」。
「メイとサツキ影がない」とか、一瞬だけ映るお地蔵さんに「メイ」名前が書いてあるとか・・・
サツキが行方不明になったメイを探す場面では、ネコバスに「メイのところに連れてって!」とサツキが懇願するセリフもありました。
「メイを見つけて」ならまだしも、「メイのところに」というセリフ、ちょっと引っかかりませんか?
メイはもしかして、この世にもういないのでは?
さらには、ラスト近くのシーンで、ネコバスに乗って、メイとサツキは母親の入院している病院に連れてってもらいます。
トトロで今更泣くとは思わなかった。
しかも泣いたシーンが、
ネコバスの行き先が『七国山病院』にかわって
サツキがありがとう!っていうところ。メイがトウモロコシお母さんに渡したいって思いを汲み取るネコバス優しすぎて泣けたとか笑 pic.twitter.com/r7V4jrtTcQ
— かと (@____03250) July 12, 2014
入院先の病院に到着し、メイとサツキが、木の枝に腰かけて母親を見ているシーンがありましたよね。
このシーンで、「お母さんと対面しないのは不自然」として、「本当は、メイもサツキもすでに亡くなっているのでは?」との考察が生まれたようです。
トトロの都市伝説あったなー🤔
迷子になったメイはそこで死んで探しに行ったサツキも死んでトトロは死神で猫バスは死者を天国に連れていくバスとか。迷子になった後のサツキとメイの影がなくなってる。病院で母親には見えなかったのはもう死んでいたからとかそんな感じの😎#となりのトトロ#都市伝説 pic.twitter.com/dDSNcGC7xF— 釣り部 (@0611_f) August 14, 2020
こうした「トトロは死神」という都市伝説もありますから、歌詞的には死神に会いに行っているという意味深な内容とも取れますよね。
まとめ
東京ブラススタイルの「となりのトトロ」「さんぽ」「ねこバス」「風の通り道」が大好きなんです!そして全力でオススメの3枚です♪ pic.twitter.com/zeEm8wdtgO
— ノア (@noah330) August 14, 2020
「となりのトトロのさんぽの歌詞の都市伝説とは?本当の意味は怖い?」をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
となりのトトロは作品公開当初から都市伝説や考察が多く上がってました。
今でも考察や都市伝説が多くあるとなりのトトロ。
その都市伝説が歌詞まで来ているとは正直思ってもいませんでした!
「さんぽ」は何となく意味合いがわかりますよね。
どんどん人気のない道へ進んでいっているという内容です。
これは作品ともリンクしています。
作品とリンクさせるような歌はたくさんありますがリンクしたトトロが死神だということも問題ですよね。
今でも我々を楽しませてくれるとなりのトトロ。
今度はどういった都市伝説が生まれ考察が生まれるのでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!