2020年に公開された映画、「テネット」。
「ダークナイト」シリーズ、「インセプション」などのSF超大作で有名な、クリストファー・ノーラン監督の最新作です!
映画「テネット」には、飛行機を激突させて爆破するシーンがあり、ダイナミックなシーンで話題を呼んでいます。
ですが、その飛行機爆破のシーンは、「本物の飛行機を使って撮影されたのでは?」との噂があるんです・・・
本当に飛行機が爆破されたのだとしたら、すごい額の製作費がかかっているはずですよね。
どれぐらいの値段の飛行機を使ったのでしょうか?
また、日本円にすると、どれぐらい?
この記事では、映画「テネット」の撮影のために爆破された、飛行機の値段(日本円も)ついて調べてみました。
また、映画「テネット」の製作費についても検証していますよ。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
テネット映画の飛行機の値段はいくら?
ダークナイト「実際に病院爆破した方が…」
インターステラー「実際にコーン畑栽培した方が…」
ダンケルク「実際にスピットファイア飛ばした方が…」
テネット「実際にボーイング747の実機を爆破した方が…」 pic.twitter.com/jFSZGIxm1R— 墨酢 (@capitano1812) May 27, 2020
まずは、映画「テネット」の飛行機の爆破シーンについて検証していきます。
本物の飛行機を爆破して撮影を行ったというのは本当なんでしょうか?
映画「テネット」の飛行機の爆破シーンを撮影するために、クリストファー・ノーラン監督は当初、ミニチュアや撮影セット、特殊効果を使用することを計画していたのだそう。
しかし、制作チームと一緒にカリフォルニアでロケ地の下見を行っている時、格納庫にたくさんの古いジェット機を見つけます。
クリストファー・ノーラン監督はあることをひらめきます。
「実物大の飛行機を、実際に爆破してはどうだろうか?」
ミニチュアやCGを使うよりも、実物を爆破した方が効率的なのでは?と考えたのです。
実際に様々な計算を行ったところ、実物の爆破の方が効率的であると判明。
そしてクリストファーノーラン監督は飛行機を衝動買いします!
本物の飛行機を爆破することに決めたんです。
実物を使いたいクリストファー・ノーラン監督のこだわり
クリストファー・ノーラン監督は、CGより実際の効果を好むことで知られています。
実はクリストファー・ノーラン監督、これまでにも、「実物の飛行機で撮影しよう」と主張したことがありました。
クリストファー・ノーラン監督の作品、戦争映画の「ダンケルク」では、本物のスピットファイアとスペイン製のHA-1112ブションという戦闘機を使い、空中戦を見事に撮影。
そしてこの時も、クリストファー・ノーラン監督は「飛行機を墜落させよう」と主張したようです。
しかし、主張はあえなく却下され、レプリカでの撮影となりました。
今回、映画「テネット」での飛行機の爆破は、クリストファー・ノーラン監督の念願叶ったり!だったんですね。
クリストファー・ノーラン監督の「現物爆破」の情報を聞いて、Twitter上にはこんな声も。
テネットってノーラン監督も勿論ぶっ飛んで凄いけど、あの映画に「CGをなるべく使いたくない」とか「リアルで飛行機を衝突させる」とか、無茶苦茶な要求にしれっと応えてるスタッフの人も相当ぶっ飛んでるよね
— テレッテ (@telette6) October 5, 2020
テネット超楽しみだけどまた爆破してるのか
— うめ🍣 (@umenzz) May 27, 2020
テネットのあの飛行機、中古の747買って突撃させてんのかよww くそわろた もう一回見に行こ
— y.y 三連休教徒 (@miz0miz0) October 5, 2020
CGなしで飛行機を激突させるシーンとか狂ってるわぁ〜って感じで最高。#テネット
— tomo (@manpa64) October 8, 2020
本物の飛行機をぶつけていると知ると、もう一度見たくなっちゃう人が続出のようです!
映画「テネット」で爆破された飛行機の値段は?
今回、映画「テネット」で使用したジェット機はボーイング747。
ボーイング747はその巨体から「ジャンボジェット」の愛称で親しまれました。
日本では1969年の初飛行から長い間大型旅客機として活躍したようですよ。
価格も運用コストも高い機体ではあったものの、数多く生産されました。
現在、ボーイング747の価格は、使用10年のもので約28億円(日本円)となります。
28億円の飛行機を、衝動買いしたクリストファーノーラン監督。
映画にかける情熱が半端じゃないですね!
そしてこれほどのコストをかけても、採算が取れる自信もあったのでしょうね。
さすが名監督ですね!
製作費が2億ドル超は日本円でどれくらい?
去年のノーランの誕生日に新作の存在知ってから「テネット」はずっと待ってたからな〜☺️💓
個人的にはロバート・パティンソンとエリザベス・デビッキが出てる時点で最高だから楽しみすぎる pic.twitter.com/ry1xD25usW
— さえ (@llllm_q) May 23, 2020
映画「テネット」の製作費はアメリカドルで2億ドル以上。
これは、日本円で換算すると約217億7,463万円になります。(2020年6月4日現在)
いくらハリウッドの作品とはいえ、これほどの製作費がかけられるのは異例中の異例なんです。
莫大な製作費がかけられる作品は、大ヒットが約束されているシリーズ映画、あるいはコミックの映画化や名作のリメイクぐらいです。
クリストファー・ノーラン監督の他の作品の製作費はいくら?
クリストファー・ノーラン監督が製作した、アメコミの実写化、映画「ダークナイト」の製作費は1.85億ドルでした。
映画「テネット」の製作費はそれよりも高額だったことになります。
映画「テネット」はクリストファー・ノーラン監督の完全なるオリジナル作品。
大ヒットの確信がある作品なんですね。
映画「テネット」は、クリストファー・ノーラン監督のこれまでの作品の製作費と比較しても、やっぱり高額なんです。
映画「テネット」と同じスパイアクション映画、「インセプション」が1.6億ドル。
クリストファー・ノーラン監督のこだわりが詰まりすぎて、高額になってしまったんでしょうか?
期待が高まりますね!
まとめ
ノーラン監督最新作の『テネット』すごくおもしろそうなんだよな。 pic.twitter.com/gQleCSXW5O
— エータ (@e_ta0423) May 27, 2020
いかがでしたでしょうか?
この記事では、映画「テネット」の飛行機の爆破シーンに使われた飛行機の値段、そして映画「テネット」の製作費について調べてきました。
最後に簡単にまとめていきますね。
- 映画「テネット」の爆破シーンでは本物の飛行機が使われた。爆破された飛行機の値段は日本円で約28億円。
- 映画「テネット」の製作費は日本円で約217億7,463万円。完全オリジナル脚本でこの製作費は異例。
CGが幅広く使われる映画界で、実際の効果を重視するクリストファー・ノーラン監督。
これまでも、映画「ダークナイト」では実際に病院を爆破し、先ほどお伝えした映画「ダンケルク」では実際の戦闘機を活用。
映画「インセプション」ではコーン畑が燃え上がるシーンをするため、コーンの栽培から行ったのだそうですよ。
筆者はこのエピソードが大好きです。
いかにも映画人な発想ですよね。
映画「テネット」に出演する俳優のロバート・パティンソンは、飛行機の爆破を「ワンシーンのためにボーイング747を買って爆破するなんて、とんでもなく大胆。」と話しています。
これはクリストファー・ノーラン監督にとってこれ以上ないほめ言葉。
そんなクリストファー・ノーラン監督のこだわりが詰まった映画「テネット」は、現在公開日が公式サイトから削除されているんです。
新型コロナウイルスの影響でしょうね。
一日も早く新型コロナウイルスが終息し、劇場で映画「テネット」を楽しみたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。