遺留捜査で糸村がネクタイをなぜ外す?理由を考察してみた!

遺留捜査で糸村がネクタイをなぜ外す?理由を考察してみた!

安定した人気を誇るドラマ「遺留捜査」。

上川隆也さん演じる一風変わった糸村刑事が、現場に残された遺留品から事件を解決していくストーリーです。

そんなドラマ「遺留捜査」は2011年に第1シーズンを放送し、今期は何と第6シーズンになります!

 

第6シーズンを見て気になった人が多いのが、糸村が遺留捜査の際にネクタイを外すシーン。

なぜ外すのか疑問の声が多く上がっています。

そこで今回は「遺留捜査で糸村がネクタイをなぜ外す?理由を考察してみた!」と題してお送りしていきます!

最後まで、ぜひお付き合いくださいね☆

 

糸村のネクタイを外すシーンが人気!

シーズン6の初回放送後、糸村がネクタイを取るシーンに歓喜するドラマファン、そして上川隆也ファンが続々ツイート!

 

確かに、男性がネクタイを取る仕草はドキッとしますよね~!

 

 

これが話題のシーズン6での糸村のネクタイ外しのシーンです♡

 

 

私は全く気付かなかったのですが、糸村がネクタイを取るのはシーズン1からのお決まりのシーンだったようです。

ファンにとってはたまらないシーンと言えますね。

 

 

ただし、取ったネクタイを初期ではスーツのお尻ポケットに入れていたのが、いつからか胸ポケットにしまうようになったようです。

 

遺留捜査で糸村がネクタイをなぜ外す?理由を考察してみた!

ファン悶絶のネクタイを取るシーン。

ここからはなぜネクタイを外すのかを考察していきます!

すでに疑問に思っている視聴者も多いみたいですね。

 


・・・が、色々調べてみてもドラマスタッフや上川隆也さんがその理由を明言しているのは見つかりませんでした・・・

 

ネクタイを絞めたまま捜査するのは邪魔だから?

ネクタイは暑いから?

などと考察してみましたが、どれもピンときませんよね・・・

ただ、気になるツイートが・・・!

 

 

「倉科監修さん」がカギとなりそうですよね!

さっそく調べてみました。

 

「遺留捜査」の警察監修を手掛けるのは倉科孝靖さん!

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

京都府立亀岡高校図書館(@kametosho)がシェアした投稿


「遺留捜査」の警察監修を第1シーズンから手掛けているのが、元警視庁捜査第一課管理官の、倉科孝靖さんです。

元警視庁勤務の経歴を生かし、警察監修を行っているほか、『警察ドラマ」のトリビア ~ドラマを100倍楽しむために』という著書も執筆しています。

 

警察監修というのは、刑事ドラマにリアリティを持たせるために台詞や脚本、セットなどをアドバイスする役目。

そして、2011年5月15日放送のテレビ朝日「はい!テレビ朝日です」という番組内で、「遺留捜査」の警察監修についてインタビューに答えているのです。

 

その中で、上川隆也さんが倉科さんに実際の科学捜査係について熱心に尋ねて役作りをしていたことを語っています。

そして実際の科学捜査係が被害に遭われた方への配慮としてネクタイを絞めて現場に向かうことを知り、役作りに取り入れたというのです!

 

科学捜査係と言うのは鑑識作業に当たる部署に所属していて、刑事ではありません。

捜査第1課に抜擢されて刑事になった後でも、被害者に対峙する際の礼儀としてネクタイを絞めて現場に向かっているのかもしれませんね。

 

肝心のネクタイを外すわけは?

ネクタイを絞めて現場に向かうのが倉科さん監修による上川隆也さんの役作りだということはわかったんですが・・・

肝心の、その後はずす理由についてはやっぱり名言されてはいません。

 

ただ、ネクタイを付けて現場に向かうのが役作りであったなら、ネクタイを外すのもまた、上川隆也さんの役作りである可能性が高いと思います!

 

実際、倉科さんは「遺留捜査」の警察監修に当たってリアリティを追及。

現実の警察の捜査とドラマ脚本を細かく照らし合わせてチェックするほか、捜査会議などもより実際に近い会議になるようにアドバイスしているそうです!

 

科学捜査係は普段は捜査に当たらない部署であり、被害者との面談や聞き込みなども行わないのでネクタイは要らないと言えば要らないですよね。

そんな科学捜査係が事件現場に向かう際にはしっかりネクタイを絞め、被害に遭われた方への敬意を示す一方、いざ捜査に入る際にはやっぱりきゅうくつだったり邪魔だったりして身が入らないので外すのではないでしょうか?

 

ネクタイを外すことで、捜査へのスイッチを入れる・・・!

そして、上川隆也ファン、「遺留捜査」ファンにとっては、「キター!!」という待望のシーンが出来上がったのだと考えます。

・・・これが私の考察です!

 

実際、普段は風変わりでひょうひょうとした糸村が、ネクタイを外しつつ現場に入るとキリッとした表情に変わりますよね♡

「もしかして糸村はネクタイをつけるのが本当は嫌いだからすぐ外す?」とも考えたのですが、第1シーズンから糸村の服装は変わらず3つボタンのダークスーツにスニーカーというスタイル。

ロッククライミングや炎天下の中マラソンをするシーンでさえもスーツだったのです・・・!

 

そう考えると、決してネクタイが嫌いだというのは当てはまらないと推測します。

「誰も気づかないところに目がいく」という特徴を捜査に活かして活躍する糸村。

自分だけのこだわりを持ちつつ、機能性を重視したスタイルをしているという人物像として、スタイリストさんも衣装を決めているんだとか!

 

スーツにスニーカー、斜め掛けバッグといったちょっと変わった(!?)スタイルの糸村が、ネクタイを外し捜査に向かうシーンは一気にかっこよくなるんですよね♡

 

まとめ

ここまで「遺留捜査で糸村がネクタイをなぜ外す?理由を考察してみた!」と題しておおくりしてきましたが、いかがでしたか?

糸村がなぜネクタイを外すのか・・・これには上川隆也さんの細かな役作りが関わっていることが分かりました!

そして、より刑事ドラマにリアリティを持たせるための警察監修という仕事や、服装で人物像を表現するスタイリストの仕事なども加わって、糸村という魅力あるキャラクターが生まれたことも分かりました。

「遺留捜査」を見るのがますます楽しみになりそうです♪

最後までお付き合いくださってありがとうございました☆